個々人が仕事の中で最大限の力を発揮する為には、仕事ばかりに偏るのではなく、仕事と家庭の両立が不可欠であり、企業として「ワークライフバランスを重要視した職場づくり」が大切であると考えます。
当社では、仕事と家庭の両立を推進するために、これまでに育児休業が取りやすい職場風土づくりや制度の整備、ならびに、ノー残業デーの推進などに取り組んできました。また、2007年7月に「男性労働者育児参加促進事業所」として香川県下で3社に選ばれました。その後の取組みとしては、従業員の声を聞き、その中から、まず、できる事をできる範囲で行いました。両立指標により、当社の位置付けを知り数値目標の設定を行った上で、研修の中で管理監督者の意識改革を行ったり、規程の整備や、個々の従業員にその内容がしっかりと伝わるよう仕掛けづくりを行いました。
その結果、2009年に「1回目」そして2024年には 「6回目」のくるみん認定を受けることができました。
実のある取組みにするためには、地道な草の根運動を続け、とくかく実績を積んでいくことが大切です。あまり堅苦しい制度を作っても、それが運用されていなければ意味がありません。制度ありきではなく「自然と取得できる」企業風土を作っていくことが大切であり、今では、女性社員は育児休業が当たり前に取れ、また男性社員も希望すれば取れる、また残業を極力せず早く帰る、有給休暇を計画的に取得できるといった風土が醸成されてきております。