トーカイの取り組み
effort環境保全活動
私たちは手術用リネン着の再利用システム「ネクサージ」をはじめ、創業以来の基幹事業であるリネンサプライサービスを通じて循環型社会の実現を目指しています。
生産工場では排水処理施設・排水リサイクル設備を導入し、四国工場全ての洗濯排水を一括して浄化処理。排水先である瀬戸内海は全国的にも厳しい排水水質規制ですが、高度な浄化処理システムの採用によって排水水質規制値の1/4程度まで浄化させ、放流しています。また、処理水を回収して更に高度浄化処理後、工場で再利用に取り組み、四国工場では排水リサイクル率55%超、放水量は従来比約50%減を達成するなど、環境保全に努めています。
また、最新のボイラー設備の導入による二酸化炭素の排出量抑制、太陽光発電によるクリーンエネルギーの創出など多角的に脱炭素社会の実現に貢献しています。

DX(DX人材育成)
生産性を高め、お客様により大きな付加価値を提供するとともに、働き方の革新を図るためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が不可欠です。当社では、各事業領域におけるDXを加速させるべく、「DX人材の育成」に力を入れています。
その中核を担うのが「DXアカデミー」と「DXチャレンジ」です。DXアカデミーでは、各部署から選抜されたメンバーが、最新のデジタル技術や業務改善の手法を学び、業務の現場に即した知識を習得します。そしてその知見は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した業務の効率化や、顧客体験の向上、働き方改革といった形で全社へ波及しています。
さらに、これらの取り組みを社内に広く展開し、個々の現場では解決が難しい課題にもチームで挑む文化の醸成を図っています。全社員がデジタルを武器に、新たな価値創造に挑み続ける、そんな企業風土を育むことが、私たちのDX戦略の核です。

地域貢献
地域の皆さまに感謝の気持ちを伝える場として、2003年から開催しているのが「ふれあい祭りinトーカイ」です。例年、約1,000人もの方にご来場いただいています。飲食ブースなどで得た売上金は全額、近隣自治会や近隣の小学校や幼稚園・保育所などへ寄付を行い、図書や備品などの購入に充てられています。
また、地域の学生の学びの場を設けるため、中学・高校・大学生のインターンシップの受け入れ、小学校・養護学校の工場見学の受け入れなども行っています。

働きがい
当社では「ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし」という考えのもと、職場環境の改善・整備に取り組んでいます。その中心にあるのが、事業部ごとにチームを組んで行う職場改革の取り組みです。
まず、「働きやすい組織」から「働きがいのある組織」へと進化することを目的に、全社員を対象とした働きがいアンケートを実施しています。アンケート結果をもとに、職場の課題を洗い出し、事業部単位で具体的な改善活動に取り組んでいます。
また、働き方改革の一環として「在宅勤務」の導入や「カエル会議」を推奨。業務フローの見直し、スタッフの多能工化、業務量の平準化などの改善策に取り組んでいます。「カエル」には、「仕事を振り返る」「働き方を変える」「早く帰る」「人生を変える」という意味が込められています。
さらに、事業部の枠を超えた活動として、コミュニケーションを促進する「しゃべり場」を開催し、新人から役職者まで自由に雑談できる場を設けている他、「業績目標管理制度」により目標を半期ごとに設定し、目標達成時の喜びや達成感を実感できる仕組みづくりを行っています。
こういった活動の中で特に優れた業務改善や取組みについては、「改善提案表彰」や「社内表彰」により表彰を行い、従業員の士気を高めるとともに組織全体のパフォーマンス向上に繋げています。
