トーカイを選んだ理由
高校卒業後は長くパティシエをしていましたが、自分がしたいことを見つめ直して介護職に転職。そこでトーカイの名前を知り、求人に応募しました。
いくつかの企業を受けていましたが、自分を必要としてくれる会社で働きたかったので、トーカイからの「ぜひうちに来てほしい」という熱いメッセージが決め手になりました。大きな企業で働いたことがなく、不安もありましたが、得意なコミュニケーション力を生かしたいと入社を決意しました。


仕事内容
ホテルリネンの生産工場の工場管理者として、品質管理、安全管理、生産性の向上、職場環境作りなど課全体のマネジメントを担っています。
生産工場とは取引先に貸し出すリネン類をクリーニングする工場のことです。生産性を上げるために、従業員一人一人の個性を把握し、能力に合った生産ラインに配置しています。また、工場内作業に一番詳しいのは従業員ですから、気づいた課題はどんどん挙げもらい、どうすれば改善できるのかまで問いかけるようにしました。これによって従業員に主体的に取り組む姿勢が芽生えました。
日々の売上と生産量、従業員数、作業時間を照らし合わせて生産性をチェックし、効率が悪かったときには原因を探り、改善を図ることも工場管理者の役目です。
また、工場では一歩間違えれば事故にもつながりかねません。従業員の服装や表情のチェックによる衛生管理、機械に異常がないかといった安全管理にも責任を持っています。
1日の流れ
8:30~10:00 | 勤務開始・朝礼 休みの従業員を確認し、生産ラインの配置などを行います。 配送課から届くその日の生産依頼書を確認し、従業員にその日の仕事内容を伝えます。 生産開始後は、工場内を見回ります。 |
---|---|
10:00~12:00 | 事務所で前日の生産量や工場でのできごとを日報に記録、売上の確認をします。 |
12:00~13:00 | 昼休憩 弁当を持参し、食堂で同じ部署や生産工場の人たちと食べます。 |
13:00~17:30 | 配送課が取引先から回収したリネン類を生産工場で受け取ります。 取引先での在庫数を聞き、次の日の出荷量を調整します。 |
17:30 | 退社 |
仕事やりがい/思い出に残る成長体験
管理者になった最初の一年で、従業員の雰囲気が明るくなったことがうれしかったですね。
最初はみんながどんな思いで働いているか知りませんでした。でも人は話してみないと、その人のことが分かりませんよね。まずは自分がポジティブになり、話しかけるうちに従業員一人一人の思いが感じ取れるようになりました。
話を聞くときには、誰に対しても「平等であること」を大切にしています。工場には長年勤めてきたベテランもいれば、外国人技能実習生もいます。多種多様な方がいるから誰の味方でもなく、みんなの味方。一人一人が安心して自分の気持ちを言葉にできる環境を作ることが、従業員同士の関係性の向上にもつながったと思っています。


これからの目標
さらに従業員のみんなが生き生きと働ける環境を整えたいです。究極は自分がいなくても、課題があれば従業員同士で話し合い、改善策を見つけられるようになること。みんなの意見を集約して、それを実行できる体制が理想的だと思っています。
私自身はホテル業界におけるリネンサプライ事業の年間の流れをつかむことができました。これからは担当エリアの観光動向や大規模イベントを踏まえた上で、繁忙期や閑散期にあわせた効率的なリネンサプライの運用を実現したいと考えています。香川県内も近年ホテルやゲストハウスが増加しており、リネン品の稼働率も増加傾向にあります。データを自分のものにして、地域のホテルや観光業を支えていきたいです。
応募者へのメッセージ
目の前にある仕事をこなすのではなくて、1年後、2年後に自分はどうありたいか、未来を思い浮かべて、日々仕事をしてほしいですね。それに早く気づけるほど、なりたい未来に近づけると思います。
また、せっかく自分で選んだ仕事ですから、楽しみを見い出し働くことが大切です。
